症例紹介

🐱 しっぽのできものが見つかった猫ちゃん

1. 症状(患者データ・主訴)

  • 患者:猫 15歳 男の子
  • 主訴:しっぽにできものができたとのことで来院されました。
  • 本人が気にしている様子はなく、普段通りに生活していました。

2.検査・診断結果

できものの性質を調べるために、**細い針を刺して細胞を採取する検査(細胞診)**を行いました。

しかし今回の検査では、診断に十分な細胞を採取することができず、できものの良性・悪性を判断することはできませんでした。

見た目だけではできものの性質を判断することは難しく、精密な診断には病理検査が必要な場合があります。

3. 治療・手術

しっぽは皮膚に余裕が少ないため、できものだけを切除すると周囲に病変が残ってしまう可能性があります。

そのため今回は、できものを確実に取り切ることを目的として断尾手術を実施しました。

摘出した組織は病理検査へ提出し、詳しく調べることにしました。

4. 経過

病理検査の結果、できものは悪性非上皮性腫瘍(肉腫)であることが判明しました。

検査結果では腫瘍は十分に切除できているとの評価で、一安心できる結果となりました。

🌼 飼い主さまへのメッセージ

できものは、今回のように本人がまったく気にしていなくても、悪性腫瘍であることがあります。

また、見た目だけでは良性か悪性かを判断することは難しく、実際に検査を行って初めて分かるケースも少なくありません。

「小さいから大丈夫そう」「痛がっていないから様子を見よう」と考えているうちに病気が進行してしまうこともあります。

体のどこかにできものを見つけた際には、早めに検査することで治療の選択肢が広がります。

気になるしこりやできものがありましたら、お気軽にご相談ください。


ページトップ
当院について
LINE予約
アクセス
診療案内